日本眼科学会2017

週末は満開の桜が、冷たい雨に濡れた2日間。

3年ぶりの東京国際フォーラムでの日本眼科学会に行きました。

クリニックをお休みにはしなかったので、

隙間のマイナーセッションを聞く感じ。

ポスターくらいは見なくちゃと機械展示の端っこで

一通りぐるりと見物。

機械展示もメジャーメーカーが構えるセンター位置は

触るのも恐れ多いお値段の機械が目白押し。

ふと見ると、コンタクトでおなじみJ&J社の展示が

やけに派手だなと思ったら、、

眼科手術機械セカンドメジャーのAMOが、

先月買収されたんだわと思い出す。

栄枯盛衰。

 

さて講演では気になる近視セッション。

今年は近視学会までできるそうですが、

大元締めの医科歯科からの発表。

0.01%アトロピンは2年間の使用で、

日本人小児での近視抑制効果は有意差が出なかったとのこと。

過去の英語論文ではアジア人で眼軸伸長が半分に抑えられたとなっていますが。。

うーん。1%アトロピンが効くのは間違いないのですが、、

副作用と効果のはざまで、

有効濃度に関しては一定の見解が得られないのが現状のようです。

もっと濃いほうが良いんじゃないかという意見も見られました。

 

 

 

 

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