Because I am a Girl.

「わたしはマララ」を読んでいます。

マララ ユスフザイさんはわずか17歳で2014年のノーベル平和賞を受賞したパキスタンの女性です。

本では、教育者の父の影響を受けた彼女の生い立ちや、タリバン圧政下の現状をネットで世界に配信し、それをきっかけにタリバンに襲撃され生死をさまよい、復帰の後に国連で児童権利保護のためにすばらしいスピーチを行った経緯などが書かれています。

まだ半分までしか読んでいないのですが、ちょうど映画もやっていたので、これも見てきました。

マララさんのスピーチは中学の教科書にも紹介されているせいか、渋いミニシアターにも関わらず春休みの小中学生の姿もちらほら。映画後半の、襲撃後の麻痺が残る面持にも関わらず、それに負けない力強いスピーチは圧倒的でした。パキスタンの地方出身の少女が、教育の力で現状の理不尽に目覚めネットを通じて世界に発信し、大舞台に立ち最も栄えある賞を受ける。グローバリゼーションって、こういう事なんでしょうね。

 

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