マンモス展

お台場の科学未来館で開催中のマンモス展に行きました。
台風前の曇り空。
気温は30度くらいですが、湿度がすごい。
来年のオリンピックでお台場の海での水泳競技開催が懸念されていますが、
納得の蒸し暑さです。
買ったばかりの携帯扇風機を忘れた事を後悔。

温暖化の影響でロシア東部のサハ共和国では、
永久氷土が溶けて出現した数万年前の地層から、
マンモスなどの絶滅した動物がいくつも出土しているそうです。

永久氷土が溶けて出来た巨大なクレーターは、
マンモスの墓場と呼ばれ、
マンモスの牙を求めてマンモスハンターが集まるといいます。
密猟が規制されている象の牙の代わりに、
マンモスの牙は高値で売れるそうです。

状態の良いものからは、血液などのサンプルも採取され、
これらのサンプルからマンモスの細胞核を抽出し、
マウス細胞に移植する実験が行われて、
マンモスを復活させる研究が進んでいるというから驚きです。

絶滅種を再生医療で復活させるなんて、
自然の理に反した事ではありますが、

図らずも地球温暖化の影響で古代の動物発掘の機会が与えられ、
これらのプロジェクトが現実味を帯びてきたというのが、皮肉の様に感じます。

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