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11月 21, 2017

1日2時間の外遊びで、近視予防!

近視研究会の続き。

外遊びが近視抑制に良いとのデータは以前からありました。

今年慶應大学からバイオレット光が良いとの発表があり、話題になっています。

もともとは、近視矯正のための眼内レンズを入れた成人で、

術後の近視進行にレンズの種類によって差があったため、

紫外線カット加工の違いから目に入る光の波長が違う事が原因ではないかと、研究が進んだそうです。

外遊びでしか暴露されないバイオレット光に近視抑制の効果があり、

バイオレット光を浴びるために1日2時間の外遊びが有効だとの事。

 

今まで外遊び=近くでものを見る機会が減るかと思っていましたが、

これだけでは近視の急増は説明できないそうです。

研究会でもオーストリアからの発表がありましたが、

むしろ外遊びと近業の近視リスクは相関しており、

長時間外遊びしていると、近業が多くても近視リスクを減らせ、

外遊びが少ないと近業が少なくても近視リスクが増えるそうです。

外遊びの時間には閾値があり、

週10時間の外遊びが優位に近視進行を抑制したとの事。

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シンガポールの外遊び啓発ポスター

 

ゲームやスマホしても良いから、

とにかく外遊びするって事が良いんですね。

 

11月 21, 2017

近視研究会

今月初めにMCレンズの販売終了の案内が来ました。

メーカーの経営上の問題だそうです。

日本での多施設研究で近視進行に対しての効果が不良とのデータが出たものの、

保険診療の範囲内で有害事象がない治療法として

近視抑制の補助治療として有効と考えていただけに残念です。

 

そんな折、慶應で行われた近視研究会に出席してきました。

当院でも導入しているオルソケラトロジーと、アトロピン点眼の効果についての

最新データが発表されていました。

それぞれ近視抑制の効果がありとされていますが、

作用機序が異なると言われています。

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2020年には25億人が近視になるという論文がNatureに掲載されました

 

アトロピンはムスカリン受容体をブロックする事によって副交感神経の活動を抑え、

脈絡膜を肥厚させ眼軸を短くする効果があります。

(アトロピンは神経をリラックスさせ、

眼球の奥が厚くなり目が伸びなくなるって事?)

オルソケラトロジーは角膜の形状変化によって収差が増え、

周辺網膜のデフォーカスを改善します。

(オルソケラトロジーは角膜が変形しゆがみが生じて

網膜に結像するぼやけが良くなり、目がのびにくくなる)

 

オルソケラトロジーの効果は角膜の変形程度に依存するため、

弱い近視の場合は近視抑制の効果が弱くなる可能性があります。

しかし軽度近視の子供において、オルソケラトロジーとアトロピン点眼を併用した場合、

お互いの弱点を補完して近視抑制効果が高まったそうです。

 

当院ではアトロピン点眼は6歳から処方しています。

アトロピン使用している子供が、オルソケラトロジーに切り替えた場合も、

アトロピン点眼を続けることが近視抑制には有効のようです。

 

 

 

 

 

11月 13, 2017

私、失敗しないので。

今さらながら、「Doctor-X」見ています。

もう5年やっているらしいけど、実は今回が初めて。。

医療ドラマは毎シーズンといっても良いくらい放送されていても、

どこかうさんくさくなるので全然見ることはなかったのですが。

さすが米倉涼子さん!

カッコいいことこの上なしで、なんだか納得してしまいます。

数年前に帝劇で、米倉涼子さん主演の「風と共去りぬ」を見たことありますが、

こういう強気の女性役が、嫌味なく本当にぴったり。

医療ドラマ定番の上から見下ろす見学室のあるオペ室は相変わらず謎ですが、

毎回楽しく見ています♪

 

説明責任が問われるこのご時世に、

失敗しない、なんて豪語できる外科医は滅多にいないと思いますが、

失敗しない=及第点を100パーセント取る

とすれば、まさに理想の外科医といえるでしょう。

うちの子供もすっかり感化され、

「メス!」とか言いながら、ぬいぐるみにオペしています。