コンタクトによる眼障害

オルソケラトロジーの定額制プラン(定額制についてはこちらまで

契約中は1年ごとにレンズ交換ができるため、

清潔なレンズを安心して使用できることが最大のメリットです。

 

西東京眼科フォーラムで「杏林アイセンターの感染性角膜炎の現状」の演題を聞いて、

ますますコンタクトケアの重要性を実感しました。

 

杏林アイセンターの感染性角膜炎のうち、若年者の多くはコンタクト関連のもの。

起炎菌をコンタクトの種類ごとにみると、1日使い捨てレンズの使用者でも

水道水など通常は起炎菌とならないようなアメーバも多くみられたそうです。

アメーバによる感染性角膜炎は重症で、なおっても視力障害が残ることがあります。

1日使い捨てレンズが、使い捨てでなく使いまわされている現状がみえました。

 

ネット販売からドラッグストアや雑貨店まで、度数ありコンタクトレンズが販売されていますが、

適切にケアや検診をうけないと取り返しのつかない結果となることがあります。

 

症例提示では、当院から紹介したような20歳代のコンタクト使用による感染性角膜炎の例が提示されていました。

見るからに緑膿菌による感染が急に悪化して杏林に紹介したのですが、

紹介翌日に急激に悪化し、角膜瘢痕を残して何とか視力回復したとの結果でした。

12歳のオルソケラトロジー使用者のアメーバ感染性角膜炎の例も提示されており、

当院でも注意して治療しなければと気を引き締める思いでした。

 

 

 

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